【本音レビュー】発達ユニークな子が思っていること|親の私が気づいた7つとは?

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「発達ユニークな子が思っていること」

この本が気になっているあなたへ。

私には4人の子どもがいます。

そのうち2人が、発達ユニークな子どもたちです。

最初に診断を受けたとき、「発達障害」という言葉に正直ショックを受けました。

でもこの本に出会って、「ユニークな子」と表現してもらえたことに、心がふっと軽くなったんです。

うちの小2の娘は、「私の特技は学校いけないこと!」って、笑いながら話します。

宿題も「そんなん別にしなくていいやん?」って(笑)

そんなユニークな子どもの発想に、いつしか救われているのは私のほうかもしれません。

この記事では、そんな私自身の経験もふまえて、この本のやさしさと力強さをレビューしています。

読んだあと、きっとあなたも「うちの子って、すごくユニークかも」って思えますよ。

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発達ユニークな子 レビューでわかる7つの気づき

ここでは「発達ユニークな子が思っていること」を読んで得られる7つの気づきをご紹介します。

①子どもが本当に困っている理由

この本では、発達ユニークな子どもたちが、なぜ困ってしまうのかがとても丁寧に書かれています

一見すると「わがまま?」「反抗的?」と誤解されがちな行動も、

実は“感覚のズレ”や“認知の違い”からきていることがあるんですね。

本人たちも「困らせたい」わけではなく、「困っている」のだという視点がとても大切に描かれていて、親としてもハッとさせられました。

たとえば、

  • 音が大きすぎて集中できない、
  • 服のタグがチクチクして気が散る

など、感覚過敏に関するエピソードがいくつも紹介されています。

こうした理解があるだけで、

「なんでできないの?」から

「どうすればできるかな?」に気持ちが変わるんです。

読んでいると、「うちの子も、こういうこと言ってたな…」と自然に思い出されて、共感とともに涙が出てくる場面もありました。

子どもが感じている世界を、少しでも“同じ目線で見てみよう”と思えるようになりました。

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②発達ユニークな見方が優しい

この本では、「発達障害」ではなく「発達ユニーク」という言葉が使われています。

その言葉選び自体が、とってもやさしくて希望にあふれているんですよね。

「ユニーク」って聞くと、なんだか面白くて個性的で、悪い意味じゃなくて“光る何か”があるような感じがしませんか?

そう、この本は“できないこと”にフォーカスするのではなく、

“その子なりの感じ方・考え方”に目を向けてくれています。

読んでいて「こういう言い方をするだけで、ずいぶん救われる人がいるんじゃないかな」と思いました。

子どもの世界にそっと寄り添いながら、でもしっかりと支える、そんなあたたかさがにじみ出ていますね。

医師である著者が、専門用語をなるべく使わずに書いているのもポイントです。

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③「問題児」じゃなく「特性」と見る

大人の目線から見ると、「この子は問題がある」と感じてしまうことって、正直ありますよね。

でもこの本では、そんなふうに決めつけてしまう前に、

「その行動にはどんな背景があるんだろう?」

という視点を持つことの大切さが描かれています。

たとえば、

「授業中に席を立つ」

「順番を守れない」

「すぐキレる」

といった行動も、実は“その子なりのSOS”だったりします。

子どもたちの行動の裏にある「理由」を知ることで、大人の対応が変わるんですね。

これは、子育てや教育の現場にいるすべての人に響く内容だと感じました。

そしてなにより、「その子は悪くない」というメッセージが、じんわりと心に沁みます。

一人ひとりの“特性”に気づき、それを“理解しよう”という視点を持つだけで、まったく違う関わり方ができるようになります。

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④親や先生の気持ちにも寄り添う

この本のすごいところは、「子どもを支える側の気持ち」にも深く寄り添ってくれる点です。

「こんなに頑張ってるのに、なんで伝わらないんだろう…」

「私はちゃんとできてるのかな?」

そんなふうに不安や孤独を感じている親御さんや先生に向けて、優しい言葉がたくさん散りばめられています。

「完璧じゃなくていいんですよ」

「できているところを見てくださいね」

そう言われるだけで、心の重荷がすっと軽くなるような感覚がありました。

子どもを変えるんじゃなくて、大人が“自分を責めない”ことから始めてもいいんだなって、勇気をもらえます。

⑤子ども目線で書かれている

この本は、すべて“子ども側の気持ち”を第一にして書かれているのが特徴です。

「どうして怒られるのか、分からなかった」

「言いたいことがあるけど、うまく伝えられない」

こうした子どもの“声にならない声”が、文章としてとてもていねいに表現されているんです。

大人が気づきにくい部分、見落としてしまいがちな感情に、そっとスポットライトが当てられています

読みながら、何度も「ああ、こう感じてたのかもなあ…」と胸が熱くなりました。

子ども目線のリアルな描写が、読者の心に響く力を持っています。

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⑥接し方のヒントがたくさんある

「じゃあ、どうすればいいの?」

読者が一番知りたい部分にも、ちゃんと答えてくれているのがこの本の魅力です。

たとえば、

「まずは話を最後まで聞いてあげる」

「やってほしいことを一つに絞って伝える」

など、すぐ実践できるアイデアがたくさん載っています。

専門書というよりは、“日常のちょっとしたコツ集”のような感覚で読めるので、忙しい親御さんにもぴったり。

肩の力を抜きつつ、「あ、これやってみようかな」と思える内容ばかりでしたよ。

⑦読んだあとに心が軽くなる

この本のいちばんの魅力は、“読後感”かもしれません。

重いテーマのように見えて、読んでみると心がふんわり軽くなるんです。

「子育てって、がんばりすぎなくていいんだ」

「この子を信じてあげよう」

そんな風に、ちょっと前向きになれる言葉がたくさん詰まっています。

きっと、読み終わったあなたも「この子と、もっと仲良くなれそう」って思えるはずです。

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精神科医さわってどんな人?

著者である精神科医さわ先生について知ると、本の信頼感がぐっと増しますよ。

①子ども専門の精神科医としての実績

さわ先生は、子どもの発達やこころの問題に向き合ってきた精神科医です。

特に「発達障害」「不登校」「親子関係」などに関する診療を長年行っており、現場で培われた知見がこの本にも反映されています。

病院や支援機関での実際の相談経験があるからこそ、読者の悩みに“的確な言葉”で寄り添えるのだと感じました。

専門用語よりも、やさしい表現を使ってくれているのが嬉しいですね。

難しい話をわかりやすく届けてくれる、信頼できる専門家という印象です。

②SNSでも人気の信頼できる先生

実は、さわ先生はTwitter(X)などSNSでも多くの支持を集めているんです。

発達に関する悩みや親子関係のヒントを、とても温かく発信されていて、読者との距離感がとても近いんですよね。

この本を読んで「この先生の考え方、好きかも」と思った方は、ぜひSNSもチェックしてみてください。

一貫しているのは、「子どもの味方であり、大人の味方でもある」という姿勢です。

その優しさが文章にも表情にもあふれています。

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③深い経験からくる言葉の力

読んでいて心に残ったのは、さわ先生の“言葉の力”でした。

押しつけるようなアドバイスではなく、「こういうふうに考えてみませんか?」とそっと手を差し伸べてくれる感じ。

それは、やはり長年現場に立って、たくさんの親子を見守ってきた経験からくるものだと思います。

「きっと先生も、たくさん悩んできたんだろうな」と感じられるからこそ、言葉に重みがあるんですね。

ただの知識じゃない、“生きた知恵”をもらえるような感覚がありました。

さらに胸を打たれたのは、さわ先生ご自身も、発達障害の診断を受けた2人の娘さんの母であるということ

精神科医という専門職でありながら、「もう限界かも…」と思った日があったことを、正直に綴ってくれています。

母としての不安、悩み、自分を責めた経験──。

それを包み隠さず書いてくださったからこそ、「この人の言葉は信じられる」と思えたのだと思います。

親としての孤独や戸惑いを、誰よりも分かってくれている先生です。

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心に残る名言とストーリー

ここでは、読者の心に刺さる名言や、印象的なエピソードをご紹介します。

①感覚の違いがよくわかる話

「普通の子は気にしないことでも、発達ユニークな子には“世界が違って見えている”

この一文がとても印象に残りました。

たとえば、教室の蛍光灯のチカチカや、鉛筆の音、給食のにおい…

そんな“気づかれにくい違和感”を、本人はずっと我慢していることがあるんです。

「だから集中できないのか」

「落ち着かないのも仕方ないよね」

って、やっと気づけました。

“感覚の世界”に目を向けることで、見えなかった背景がクリアになる感覚がありました。

②「学校がつらい」理由に納得

学校に行きたがらない子って、最近増えていますよね。

でも、それが「甘え」ではなく、「本当にしんどい」こともあるんだって、この本は教えてくれます

・集団行動が苦手

・同じ空間に長時間いるのがつらい

・自分だけが理解できていないと感じる

そんな“居場所のなさ”が、学校でのつらさの正体だったんですね。

先生や親が「学校は行くもの」と決めつける前に、なぜつらいのかを一緒に考えてみる

その大切さに気づかされました。

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③「親に言えない気持ち」が胸に刺さる

「お母さんを困らせたくない」

そんな思いから、自分の本当の気持ちを言えずにいる子もいます。

本の中には、そうした“子どもなりの気遣い”がいくつも描かれていて、読んでいて涙が出そうになりました。

大人から見れば「言ってくれればいいのに」ですが、子どもには子どもなりの“親への思いやり”があるんですね。

親も子も、どちらも頑張ってる。

そんな事実に気づけるだけで、関係が少しやわらかくなる気がしました。

④特に印象的だった場面は?

印象に残ったのは、「その子が笑った瞬間」について書かれていたエピソードです。

ずっと緊張していた子が、ある日ぽろっと笑った。

それだけで周囲の大人たちは、「この子にもこんな表情があったんだ」と驚いたそうです。

「笑う」って、すごくシンプルだけど、“安心してる証拠”なんですよね。

その子にとって安心できる環境が、少しずつ広がっていく様子が伝わってきて、心があたたかくなりました。

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こんな人におすすめしたい本

この本を読んでほしいのは、発達に悩む子どもたちだけではありません。

むしろ、子どもに関わるすべての大人にこそ読んでほしい1冊です。

①「うちの子だけじゃない」と思える

日々の子育てで、「なんでこの子だけ、こんなに大変なんだろう…」と感じたことはありませんか?

この本を読むと、「同じような悩みを抱えている子や親はたくさんいるんだ」と思えます。

「発達ユニーク」という言葉に置きかえるだけで、子どもの姿がちょっと違って見えてくるんです。

「できないこと」ではなく「その子らしさ」に目を向けられるようになりますよ。

自分だけじゃない、という安心感って、すごく大きいです。

②子どもとの接し方がやさしくなる

子どもにイライラしたり、つい強く言ってしまうことって、誰にでもありますよね。

でも、この本には「こうすればいいよ」という押しつけはなくて、

「こういう考え方もあるよ」とそっと差し出してくれます。

そのおかげで、ガチガチだった心がふっとやわらかくなって、「ちょっと試してみようかな」と思えるんです。

たとえば、「1つずつお願いする」「まずは共感から始める」など、明日から実践できるヒントがたっぷり詰まっています。

子どもとのコミュニケーションがスムーズになるだけで、毎日がちょっと楽しくなりますよ。

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③親の心がふっと軽くなる

一番グッときたのは、「子どもを変える前に、自分を責めないでいい」というメッセージです。

親ってつい「私がちゃんとできてないから…」と自分を責めがちですが、この本はまず親の心をふわっと包んでくれるんです。

「毎日よく頑張ってますよね」

「まず自分をほめてくださいね」

って、先生が言ってくれるような感覚。

頑張っている親の背中を、そっと押してくれる本だなと思いました。

心がつらくなったとき、そっと手に取りたくなる1冊です。

発達ユニークな子 レビューのまとめ

ここでは、『発達ユニークな子が思っていること』を読んで感じた総まとめをお伝えします。

買うか迷っている方、どんな人に向いているか知りたい方へ向けて、わかりやすく整理してみました。

①読む前に知りたい人へ向けて

この本は、発達に関する専門書というよりも、エッセイに近い感覚で読めます。

専門知識がなくても読めるようにやさしい言葉で書かれていて、忙しい合間にも少しずつ読めるのがポイントです。

「子どもがちょっと気になるな」と思っている親御さんや、「もっと子どもに寄り添いたい」と考える先生にぴったりです。

悩んでいる人が、ほんの少し前向きになれる──そんなやさしい本だと心から思いました。

悩みが大きくなる前に、読んでみてほしい1冊です。

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②似た本とのちがいも紹介

発達に関する本はたくさんありますが、特徴はなんといっても“やさしさ”と“リアルな声”です。

たとえば専門書では『発達障害の子どもを育てる親の本』や『子どもが育つ魔法の言葉』などが有名ですが、それらと比べても本書は「読むとホッとする」部分が強いです。

知識や理論ではなく、エピソードと共感で構成されているので、肩ひじ張らずに読めるんですね。

感情に寄り添う本、という意味では他にあまり見かけないタイプかもしれません。

理屈よりも「心」で受け取りたい人にとっては、とても相性のいい本です。

③紙のみ発売!手元に置いておきたくなる理由

2025年8月時点で、電子書籍版はまだ発売されていません。

ですが、この本は“紙で読む価値”があるなと感じました。

理由は、何度も読み返したくなる言葉がたくさんあるから。

ふとしたときに開いて、気になるページをめくる…そんな読書スタイルが似合うんです。

落ち込んだ日や、子育てに疲れたときにパラパラと読み返すと、また元気が湧いてきますよ。

本棚にそっと置いておきたい、そんな1冊になるはずです。

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発達ユニークな子は、まさに“ユニーク”だった。

「発達障害」と聞くと、重たい響きに感じてしまうかもしれません。

でも『発達ユニークな子が思っていること』という本は、

その言葉のイメージを、やさしく、あたたかく、ひっくり返してくれました。

子どもは、問題じゃない。

ただ、ちょっと世界の見え方が違うだけ。

「私の特技は学校いけないこと!」と笑う娘の姿に、私はどれだけ救われたことでしょう。

大切なのは、“どう直すか”ではなく、“どう関わるか”。

本書には、そんな大切な気づきが、たっぷり詰まっています。

同じように悩んできた親だからこそ、感じたこと。

あなたが今、少しでも不安やモヤモヤを抱えているなら──

この本を、ぜひ手に取ってみてください。

きっと、心が少しだけ軽くなって、

「この子と、もっと仲良くなれる気がする」と思えるはずです。

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藤本サクラ

育児歴17年
男の子2人・双子女の子の計4人のママ
不登校、学童野球、双子育児、知育玩具、暮らしに役立つ情報発信中!
「良い情報をありがとう」と思っていただける記事を心がけています。
私の記事で誰かを笑顔にできたら最高に嬉しいです。

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